エディタとは

仕様があらかじめ決まっているファイルのエディタを作るとき、エディタが扱いやすい形に読み込み時に変換してやら無いといけません。で、逆に保存する作業も必要なので、この変換は可逆である必要があるわけで、何かと面倒です。ただ、完全に可逆でなくても認められるケースは多くあります。HTMLエディタでHTMLを開いて、何もせずに保存すると変なmetaタグがついてみたりとか。あと、エディタ用にファイルを定義してしまい、可逆にすることもできます。簡単な例ではフォトショップみたいな感じで、psdファイルの編集をしてる限りは可逆だけど、bmpとかにした瞬間に不可逆になるというもの。使ったこと無いので分からないんですが、音楽を編集するソフトもそんな感じかもしれません。
不可逆についてもう少し。保存するとき、エディタが扱っているデータをファイルの仕様にあわせて変換しないといけません。で、このときに情報が切り捨てられると不可逆になってしまうわけです。レイヤーがすべて結合されてしまうみたいに。で、余分なデータを保存しようとすると、独自のファイル形式が生まれます。この独自のファイル形式は、エディタでしか使えない場合がほとんどです。
エディタで使うデータ形式と、ファイルの仕様が完全に可逆であれば一番いいんですが、そのデータ形式を決めるのが考えものです。という、最近の作業状況。