帰宅しながら思ったこと

頭の中で考えてたことをとりあえず書いてみた。

どこかでイノベーションが必要。

二番煎じ

IT業界の仕事は面白くないのだろうか。記者は記事の中で「IT技術者の仕事は、いまはクリエイティブではなくなってしまった――これがIT企業が学生に不人気な理由ではないだろうか」と書いた。“ITゼネコン”とも揶揄(やゆ)される業界の下請け構造の中では、企業の規模を問わず、エンジニアが自らの創造性や創意工夫を発揮できない。すべては米国IT企業のコピー――しかも前例主義なので本当に革新的なサービスはコピーできない――とは言わないが、ITに関して好きなことをやって、それが広く評価されるという環境でないのは確かだろう。

日本のIT業界を面白くするのは大企業にはそぐわない“変わり者”が設立したベンチャー企業や、企業内ベンチャーだ。Web 2.0のブームに乗り、そのような技術とアイデアで一発勝負をするような企業が最近、ワッと増えた。米グーグルやTwitterのマネかもしれないが、何よりも勢いを感じる。100社のうちで1社しか残らないかもしれないが、どこにもない革新が生まれる可能性がある。ベンチャーの勢いが大手IT企業にも波及すれば、日本のIT業界全体が活気付くのだが。

某友人が、入社式か何かで社長が「日本のベンチャーは二番煎じだらけだ!」と嘆いていたと言っていたのを思い出しました。できたら詳細よろしく>本人

上の段落で「コピー」を批判しつつ、下の段落で「マネ」をほめる矛盾はさておき……、結局大抵のところがやっているのはマネなんですよね。上の雑談がこれの伏線というわけではないですが、イノベーションが起きていない。やっぱり日本人は二次創作、アレンジが得意ってことでしょうか。安定を求めて“ITゼネコン”の仕組みに取り込まれていくかどうかを判断するのは就活する学生次第なので、そこでつまらんとか言われてもねぇという気がします。ろくに就活してないので“ITゼネコン”とベンチャーとで就職の難易度が違うのかよく分かりませんが、どうなんでしょう。踏み込む勇気があるかどうかだと思うんですが。


さて気になる最後の一文。

ベンチャーの勢いが大手IT企業にも波及すれば、日本のIT業界全体が活気付くのだが。

ニフニフグフフ