特許

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0411/04/news023.html
こんな話があるようですが、真っ先に思い浮かぶのがコイル訴訟。コイルという人が、音によって映像が切り替る技術を特許申請し、それに抵触した日本のゲーム会社から大金をせしめたという大問題です。そもそも、ゲームにおいて音が映像を制御しているわけが無く、全面対決に持ち込んだセガは、それを証明する回路まで作ったんですが、陪審員の反感を買ってあえなく数十億(51ぐらい?)の損害を出すという、とてもひどい特許裁判でした。多分、検索すれば結構出てくるかと思います。だいぶ昔に書きましたが、アメリカは特許に関して色々と問題が多すぎです。先発明主義だったり、特許の審査が結構適当だったり。あと、陪審員制度もそれに輪をかけてます。特許裁判は話が高度な技術的問題であるのに、陪審員は素人。この状況で公正な裁判を期待するのは難しいことです。今回も、ターゲットが日本なので、法律事務所McKool Smithが陪審員を巧みに操れば、訴えられているゲーム会社から大量の金がアメリカに流れることがあるかもしれません。こんな状況が許されていいのか〜