ここらでVS2005SP1再頒布問題をまとめておきたい

2月14日のMicrosoft Updateで、Visual Studio 2005 Service Pack 1の適用がありました。SP1自体は去年からあったのですが、何か色々とあるようで（3時間半かかる、VistaでのUAC）インストールを控えてました。しかしMicrosoft Updateに入ったということで渋々インストールすることに。
それで何が問題かというと、SP1適用環境でビルドしたアプリケーションが、他の環境では動かない（絶対かどうかは不明）ということです。もちろんVS2005自体持ってない人はSP1入れることもできないので、無条件で動作しません。これはかなり困ります。
通常はこういうときはMicrosoftが再頒布パッケージをオンラインで公開するものだと思うんですが、以下のNikola Dudarの発言からすると、その気は無いと思われます。

We have no plans of posting SP1 version of VCRedist for download. You should be using version of vcredist_*.exe installed by VS2005 SP1.

というわけで、配布の際は気をつけましょう。以下のブログに参考になる情報が書かれています。

• Masaki's Thinking Memo | Microsoft Visual C++ 2005 再頒布可能パッケージ
• DLL Hell → Side-by-Side Hell! - 便所コオロギ観察日記

要するに、開発者が各自、%PROGRAMFILES%\Microsoft Visual Studio 8\SDK\v2.0\BootStrapper\Packages\vcredist_x86にある再頒布パッケージを配布してくださいということです。