LiveCoding#5アフター:バイラテラルフィルタ

36人目の参加登録者(もち観覧)として行ってきましたよ。

nitoyonさん

開会前、誰が誰だかわからない中で唯一なんとなく分かるnitoyonさんに話しかけてみた。「あのー、にとよんさんですよね?」「あ、はい……あーっ、またフリーズした」「え?」「PowerPointが……」というわけで、用意していた自己紹介PPTが表示できないらしく、急遽HTMLでLiveIntroduction作成が。肝心のネタのほうは、Flexメインではてブビューワを作りますよというもの。LiveDocから鮮やかにコピペしてつなぎ合わせていくところが、さすが慣れてるなぁと思わされました。あと会場でのASのマイナーさは異常。

yharaさん

フローチャート記述型言語(?)Zuの処理系を、BiwaSchemeで書きますよというネタ。Zuはともかく、Scheme自体もあまり詳しくなかったので、必死に理解しながら見てました。まぁZuのほうは見たままなので分からなくはないんですけどね。Zuのパース結果がJSONで返ってきて、それとなく何が実行されるかまで見えたところで終わりでした。

ikegamiさん

Haskellでレイトレ。レイトレですよレイトレトイレ!元となるHaskellレイトレーサ(nobugsってすごいドメインだな……)を改良してみますというネタでした。ベクトルの定義とか、形状の定義とか、やっていることはC/C++と同じなんですが、言語が違う分興味深かったです。どうやらOCamlよりHaskellのほうがレイトレ速かったよというレポートがあるようですが、ここでのOCaml実装とは、MiniLightのことではなさそうです。結構関数型言語で書いてる人いるのねー。

サイロスさん

Rubyでアニメーションなどを扱うMiyakoというライブラリで色々やってみますよというネタ。ネギ振ってました。わりとすらすらーと書いていた印象があるので、ライブラリの設計がいいんでしょうね。マシントラブルで音が出なかったのが残念でした。

wintermelonさん

Flashtwitterビューア作るよというネタ。FlashCS3を使ったガチフラッシュです。お絵かきから入ります。私みたいなAS Onlyな人には想像もつかない世界ですが、こっちのほうが普通なんでしょうね。やっぱり絵があると印象変わるなぁと思わされました。G4ががんばってパブリッシュして、プログレスバーが右まで行ったときの達成感が会場で共有されていたのが印象的。

oxyさん

今年度ICPCアジア地区予選東京大会の覇者oxyさんが、倉庫番を20分で解きますよというネタ。さすが予選トップ、コーディングが速すぎる。この手の探索問題はある程度パターン化されてはいると思うんですが、迷い無くすらすら書けているのがすごい。後半10分ぐらいは会場全体でLiveDebuggingになって、久々にコンテストの緊迫感を感じました。自分の代のときはkinabaさんとかがコンテナ使いまくりだった記憶があるんですが、oxyさんはそこまで使わずにほぼC言語みたいなコードで、そこも興味深かったです。まぁグラフ系の問題が出てきたら違うのかもしれませんが。

Extra

会場を少し長く貸してもらえるということで、Extra StageとしてdankogaiさんがJavaScript、伊勢さんがONEProxyネタを披露してくれました。色々とおなかいっぱいでした。参加者の皆様おつかれさまでした。

そして、これは何か自分も作らないとなぁと思って、nitoyonさんに紹介したバイラテラルフィルタを実装してみました。といっても、昨年のSBRでHLSL実装したやつをAS3移植しただけですけどね。1年前のコード全然わかんない。

とりあえずこんな感じ。左がフィルタリング後。11x11の近傍を見るフィルタリングを2回通して、なお繰り返している最中です。週末にSnippets @ libsparkの再編成があるので、その後コミットしようと思います。