Flex 3 SDK Beta 3がexpireしてしまった
Flashで小ネタを作ろうとしてFlashDevelopを起動して、いざビルドかけたら
This beta will expire on Sat Mar 15 00:00:00 JST 2008. (fcsh) Error: Beta expired. Build halted with errors (mxmlc).
が出てしまったので、オープンソース化されたほうのFlex SDKを入れることにしました。Adobe Open SouceのFlex 3 SDK Downloadsを見てみたら、Adobe Flex SDK、Open Source Flex SDK、Adobe Add-onsという3種類の何かが。にとよんさんのまとめによれば、Open Source Flex SDKにしとけばいいとのことですが、とりあえず自分でも理解しておきたいということでFlex SDK Downloadsを和訳。
- Free Adobe Flex SDK
- http://www.adobe.com/go/flex3_sdkでリリースされている公式のアドビ製品。Adobe Flex SDKはFlex RIAの開発、配布に必要なすべてを含んでいます。オープンとクローズなソースが混ざってるので、ライセンスはAdobe Flex SDK licenseです(上サイト内のライセンス情報を参照)。このパッケージに含まれているFlexフレームワークのソースコードは明示的にMPLとなっていますが、単にオープンソースのものがほしいのであれば、Open Source Flex SDKをお勧めします。
- Open Source Flex SDK
- オープンソースのコードのみによるパッケージがほしい方向けに、このサイト上でOpen Source Flex SDKを提供しています。このパッケージはバイナリを含め全てMPLです。コンパイラ、フレームワーク、デバッガなどの主要なFlex SDKが含まれていますが、Adobe Flash PlayerやAdobe AIR、advanced font encoding libraryなどのオープンソースでないものは含まれていません。このSDKを使えばFlexアプリケーションを作ることができ、MPLが許す流儀で使うことができます。MPLでライセンスされているコードの使用について弁護士に質問してください(Adobeに聞かれても困るという意味)。
- Adobe Add-ons for Open Source Flex SDK
- このパッケージは、Adobe Flex SDKに含まれていて、Open Source Flex SDKに含まれていないもの全てです。このファイルをダウンロードすることで、Open Source Flex SDKはAdobe Flex SDKと同等になります。このパッケージに含まれているのはAdobe Flash Player、Adobe AIR、advanced font encoding libraryなど、そしてData Visualizationコンポーネントなどのようにライセンスが必要なものです。これらの中身のライセンスは全てAdobe Flex SDKライセンスです。
うん、確かににとよんさんのまとめそのものですね。というわけでオープンソース版を落としておきました。
あとFlex 4なんてページもあったので、おまけに目を通してみました。気になった点。
- フレームワークによってコンセプトから具体化までのプロセスを高速化(Accelerated Development)
- ここはProgression Frameworkを推すしか!
- 実行時MXML(Broadening Horizons)
- MXMLをコンパイルせずに動的に書き換えられるってことでしょうね。面白そう。
設定されているマイルストーンによればBeta 1は2008年後半だそうなので気長に待ちましょう。