ドキュメント、ドキュメント

大変勇気付けられる記事でした。そもそもなんで自分がこんなタイトルの記事を読んだかっていうと、オレンジニュースで『Googleで働くことが好きな理由「コードベースがきれい」「新しいアプローチを実験できる大きな自由がある」』というタイトルで引用していたからです。別に Rails が気になるわけではありません。Rhino は少し気になりますけど。これは本文では以下の部分に当たり、一番感心した部分です。

Googleで働くのがクールである何百という理由の1つは、ある広くて良く定義された制限の中でありさえすれば、チームが実験することを許しているということだ。この大きな遊び場を区切っているフェンスの1つは、プログラミング言語の選択肢だ。GoogleではC++JavaPythonJavaScriptというフェンスの中で遊ぶ必要がある。
(中略)
私がGoogleで働くことが好きな理由に、たとえかすかにでも気付いてほしい。それはコードベースがきれいだということだ。1週間以上を要することは何であれ設計ドキュメントを要求され、必ず書かなければならない項目があり、自分で選んだ第1、および第2レビュアからフィードバックを受ける必要がある。これの結果が何かというと、Googleでは意味のあるコードはどんなものであれ、その内部構造について書かれたほとんど本のような資料があり、しかもそれは非常によく書かれている。

試しに google-ctemplate のドキュメントを読んでみましたが、確かによく書かれてます。技術者の出入りが激しい現代では大事ですね。

そして Ruby かわいいよ Ruby

Rubyはフェンスの向こう側にある。草の上を転がり回って遊んでいる振りをしながら、私たちが中に呼び入れてくれるのを待っている。時には私たちの遊び場の縁まで来て鼻を鳴らすこともあり、そういう時には大きなスイッチが下ろされ、高圧電流が大きな唸りを上げると、Rubyは毛を逆立ててゆっくりと引き下がる。穴を掘ろうとしたこともあるが、しかし・・・どうなったか分るだろう。