メンテちゃん

リファラ見てたらメタセコローダのユーザがっ!バグ発見までしてくれているようで、感謝感謝。メタセコローダのプログラムは、やや意図的に C/C++ プログラマっぽい書き方をしたのですが、なんかアホらしくなってきたのでこのあたりでも参考に書き直そうかと。あと、NegiScope ではすでに採用済みですが、オブジェクト単位で読み込めるようにしたので、その辺の反映も。

ところで Adobe と 3D の関係、この先いろいろありそうです。Adobe MAX で発表された Flash Player 10 の情報を見て色々と思うところがありました。ムービークリップを3次元的に扱えるというだけであれば、単なる板ポリゴンのことだと思うのでたいした話ではないのですが、Papervision3D 的なところまで行くのであれば、これは大きな変化だと思います。ただ不気味なのが AIF Toolkit の存在。要求スペックにずらずら並ぶビデオカード。将来的にエミュレーションモードも搭載するようなことが書かれていますが、いずれにせよ実行環境に左右されることになりそうです。自分が最近 AS3 に手を出してる理由のひとつが実行の手軽さなので、そこが失われることがなければいいなぁと思ってます。まぁカメラ入力なんか使ってる時点で実行環境に激しく依存してますけどね。GPU 周りを2年間ふらついて、最近 AS3 に手を染め始めた身としては、なかなか気になる状況になっています。

もう一歩踏み込んで、AdobeGPU の関係。院生時代に Apple の Motion っていう動画編集ソフトを使ってたんですが、あれは GPU バリバリのエフェクトレンダリングをしていました。ここに対抗するための手段として、AIF Toolkit があるのではないのかなと思います。処理時間がクリティカルになるのはやはり動画だと思うので、AIF Toolkit でノウハウをためて、After Effects などに生かしていくのが良策かと。そういう意味でなら、ハイエンドをターゲットとした AIF Toolkit は歓迎です。